「危ないコンサートにしたい」――。1月に緊急記者会見を行ったYOSHIKIが宣言した通り、この日のYOSHIKIはまさに命をかけたパフォーマンスを展開した。機材トラブルなどで、急遽曲順を変えるという中、YOSHIKIはピアノソロをはじめ、終始圧巻のテクニックを見せ付けていた。アンコールを受けた際も会場中央に設けられたステージまで駆け出すなど余裕の表情をうかがわせていたが、そんな矢先のハプニングだった。
アンコール曲「ART OF LIFE」の演奏が終わるや、YOSHIKIはドラムセットに寄りかかり床に倒れこむと、自力で起き上がる事ができず。スタッフ数人がかりで運び出されると、悲鳴にも似た声があがり、公演終了のアナウンスがむなしく会場にこだました。
YOSHIKIはこの日、1曲目の「Rusty Nail」から激しくドラムを叩き続け、会場からは割れんばかりの「YOSHIKI」コールが起こった。途中、ドラムセットを一心不乱に破壊し、足がもたつく場面も見られたが、本編のラスト曲「紅」まで爆走し続けていた。
翌日には追加公演の「無謀な夜」公演が控えているが、その名の通り、YOSHIKIは無謀な夜を迎えようとしている。
逆援助
政府・与党は27日、租税特別措置法改正案に盛り込まれた暫定税率のうち、3月末の期限切れで増税となる「土地売買にかかる登録免許税」などについて、同法案を4月末に衆院で再可決した場合はその間の増税分を還付する方向で検討に入った。「国民生活に与える影響が大きいため、当面の混乱を避けるのが目的」(政府・与党関係者)という。暫定税率のうち、道路特定財源の揮発油(ガソリン)税など減税となる税については新たな措置は講じない見通し。
還付対象となるのは、住宅用の土地売買にかかる登録免許税のほか、日本国内に拠点を置く金融機関が海外で調達した資金を海外で運用する「東京オフショア市場」の非課税措置、中小酒造事業者の地ビールにかかる酒税など。土地売買の登録免許税は現行税率の1%が2%に倍増するため、住宅市場への影響が懸念されていた。
租特法改正案は2月29日に衆院を通過。参院送付から60日以内に採決しない場合、憲法の「60日ルール」に基づき、4月29日以降に衆院の3分の2以上で再可決すれば成立する。4月末以降に衆院が再可決した場合、4月1日にさかのぼって増税分を還付する方針。実際の還付には、納税者が税務署などに申告する手続きが必要で、今後、具体策を検討する。【
ロックバンド、ハウンドドッグの大友康平(52)が5月に発売予定の新アルバムに対し、同バンドの元メンバーの八島順一(52)らが反対の意向を示していることが24日、分かった。大友はハウンドドッグの過去のヒット曲を収録する予定だが、メロディーメーカーの八島は楽曲を管理するグランドマザーミュージックビジョンを通し「私の曲についてはやって欲しくない。今はNO」。「ff」「ONLY LOVE」を作曲した蓑輪単志(48)も「八島さんと同じ気持ちである」としている。
2人の意向は、既に同アルバム制作を担当するレコード会社に文書で伝わっており、同レコード会社では「制作上の理由で、アルバムの発売を延期します」とコメントした。大友は、5月にJ-POPカバー集を発売する予定で、2枚のアルバムを並行して作業していたが。
大友は現在、前所属事務所「マザーエンタープライズ」からコンサート出演義務違反による債務不履行などで損害賠償請求訴訟を起こされ係争中。蓑輪からは、ハウンドドッグのメンバーに戻すことなどを求める訴訟を起こされている。
2人の意向は法的拘束力はないが、楽曲を管理するグランドマザーは「発売を強行されるケースでも、両作家には『編曲権』『同一性保持権』があり、発売されたアルバムの音源に対する可否を判断することができると考えている」とけん制した。森進一(60)の「おふくろさん騒動」のように、作家の意に反するアレンジになっていた場合は、再び騒動になる恐れがある。大友が発売する新アルバムの行方が注目される。