資産家などを装いホステスから現金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた無職、上別府勇吉被告(66)の判決公判が5日、大阪地裁であった。安永健次裁判官は「借金返済や遊興費ほしさの身勝手かつ自己中心的な犯行。信じていた女性の精神的被害も大きい」として、懲役3年4月(求刑・懲役5年)を言い渡した。
上別府被告は、ホステスに好意を抱かせるため、自分が音楽に合わせて大阪・ミナミを歩く姿を撮影した「俺(おれ)は天下の色男」と題するDVDを作製して言い寄っていた。
判決によると、上別府被告は客として知り合ったホステスに「国税局に差し押さえられた3億円がもうすぐ還付される。すぐに返すので金を貸してほしい」などと偽り、平成18年4~5月、計2655万円をだまし取った。