お騒がせ横綱がブチギレた。大相撲の横綱・朝青龍(27=高砂部屋)が11日、東京・墨田区の春日野部屋に出向いて、幕内・栃乃洋(33)らと14番の申し合いを行った。所属する高砂部屋は前日10日に友綱部屋から門前払いされたばかり。友綱親方(55=元関脇・魁輝)の言い分を知った朝青龍は“だったら行かないよ”と逆ギレ。初場所(08年1月13日初日、両国国技館)に向けて稽古を続けている最強横綱だが、逆ギレにはまたも周囲から物言いがつきそうだ。
事の真相を知った瞬間、温和だった朝青龍が瞬間湯沸かし器へと変ぼうしていった。「だったら(友綱部屋に)行かないよ。他にも部屋があるからな。そう書いておけ!」。これまで数々の暴言を吐いてきたが、久々に「朝青龍節」がさく裂した。
朝青龍は友綱部屋から断られた理由を、マスコミが殺到するためと聞かされ、そう解釈していた。だが、実情は違っていた。前日10日に友綱親方が「高砂部屋との稽古に対する考え方の違い」と「朝青龍の荒々しい稽古」が理由と公言。この日の朝食終了後に友綱親方の「言い分」を聞かされると、怒りの矛先はそのまま友綱親方へと向けられた。
朝青龍の発言を聞いた友綱親方は冷静に反論した。「横綱がどうかというより、高砂がどう考えるか。自分と高砂の仲だから(厳しく)言っただけ。横綱が来たって誰と稽古するんだ?魁皇は無理だし、若い衆だったら自分の部屋でやればいいだろう」。ところが朝青龍は逆ギレし、師匠の高砂親方(元大関・朝潮)に至っては「向こうが嫌だと言うなら仕方ないだろう。特に話し合いもしていない」と歩み寄る気配を示さず、新たな騒動に発展する可能性すら出てきた。
朝青龍は、この日午前8時55分に高砂部屋の稽古場に姿を見せると、カメラマンを閉め出すなどピリピリムード。すると25分間体を動かしただけで、急きょ部屋から飛び出し、車に乗り込んだ。向かった先は両国の春日野部屋。関取4人を抱える名門部屋をアポなしで訪れ、そのまま幕内・栃乃洋、春日錦、十両・栃乃花と14番の申し合い。まだ手探り状態とはいえ、全勝と貫録を示し「きのうよりだいぶいい。少しずつ踏ん張りも利くようになってきた」と笑みを浮かべた。突然の来襲を受けた春日野親方(元関脇・栃乃和歌)も「きょうの感じなら全然構わない。少しぐらいぶつけられてもいいぐらい」と歓迎した。
とはいえ、横綱らしからぬ情緒不安定さはやはり気に掛かる。11月30日の再来日後、連日、改心した姿を見せていたが、早くも“らしさ”爆発。稽古後は「(出稽古は)こういう形で流れていくだろう。いつものことだし、当たり前」と何事もなかったように話したが、品格を問われかねないブチギレ発言で、またも非難を浴びることは必至だ。初場所まであと1カ月。ドタバタ続きの朝青龍劇場はまだプロローグにすぎない。
ナッシュビル(米テネシー州)6日(日本時間7日)】ゴジラ、ショック! ヤンキースが、松井秀喜外野手(33)を放出する方針であることが分かった。前日発覚したジャイアンツへのトレードは、ヤ軍からの申し入れだったことを両軍関係者が認めた。ヤ軍はゴジラとの交換で救援投手陣の補強を計画していることも判明。トレードが合意に達した場合、拒否権を保持するゴジラの決断が注目される。
愛するピンストライプのユニホームに別れを告げる可能性が高まってきた。大リーグのウインターミーティング最終日。ヤ軍が、ゴジラのトレードを売り込んでいた衝撃の事実が発覚した。
ジ軍の球団幹部によると、前日にサンケイスポーツが報じたトレードを画策したのはヤ軍の方だった。ジ軍の若手快速球右腕、ティム・リンスカム投手(23)とブルージェイズのアレックス・リオス外野手(26)のトレードが進行中という情報を得たヤ軍から「マツイに関心はないか」と打診されたという。
当初は三角トレードと思われていたが、ヤ軍の狙いはジ軍のリンスカムだったことも判明。いずれにしても松井秀にとってこれまで他球団から「ほしい」と言われたことがあっても、ヤ軍からトレード要員にされたのは初めてのことだ。
さらにショッキングなのは、たとえジ軍へのトレードが破談となってもヤ軍はゴジラ放出の方針を固めていることだ。ジ軍とのトレード交渉を認めたヤ軍関係者は「ジラールディ新監督の構想から外れている」と証言。サンケイスポーツの取材で、すでにジ軍以外にもインディアンスとホワイトソックスにトレードを打診していたことが分かった。
ヤ軍は、ゴジラのトレードでブルペンの補強を目指している。交換相手の本命・リンスカムは今季24試合に先発しているが、獲得できた場合は先発に転向予定のジョバ・チェンバレン投手(22)に代わるセットアップで起用するプランまで、すでに練られているという。
これほどヤ軍が救援投手の補強にこだわるのには裏事情がある。今季チーム最多の77試合に登板したルイス・ビスカイーノ投手(33)はFAでの残留が有力視されていたが、一転して移籍の方向。その穴を早急に埋める必要に迫られている。ジ軍との間では、すでに松井秀と救援2投手とのトレード第2案も検討されたもようだ。
大リーグの本塁打記録保持者であるバリー・ボンズ外野手(43)の後釜として迎えられるジ軍移籍を決意するのか。それとも出場機会が激減するのを覚悟でヤ軍に残り、定位置の再奪取を目指すのか。トレード拒否権を保持するゴジラの決断が迫られる。
独立行政法人・都市再生機構(本社・横浜市、UR)は、所有する団地など賃貸集合住宅約77万戸のうち最大で約15万戸について、段階的に閉鎖していく方針を固めた。
団地の老朽化やURが抱える債務の縮小などが理由。閉鎖される15万戸の入居者は40万人前後に上り、URは、URの別の住宅への転居を要請し、引っ越し費用などを負担する考え。
約半世紀にわたって公共住宅の建設・運営を担ってきたURが団地を閉鎖し、住民に転居を求めるのは初めて。住民組織からは反対の声が上がっている。
閉鎖対象となるのは、1960年前後に建設されて老朽化が進んだり、交通の便の悪さから空室率が高かったりする団地が中心。団地内の一部の棟だけを閉鎖する案も浮上している。閉鎖される団地の具体名は未定。閉鎖開始時期や15万戸の閉鎖完了までの期間については、今後検討する。
首都圏でタクシーの禁煙化が進み、肩身の狭い喫煙者。そうした中、東京や横浜などで3日から、タクシーの初乗り上限料金が現行の660円から710円に値上げされる。東京と埼玉では、来年1月7日から「車内全面禁煙」に。愛煙家にとっては値上げと禁煙のダブルパンチだが、「つらい気持ちはよくわかる」と「喫煙OK」の運転手も出てきた。(市川雄二)
「タクシーは、商談の進め方を練ったり反省したりとものを考えるのに適した空間。リラックスして考えるには、たばこは欠かせない」と東京・JR新橋駅前で一服する教育関連企業の営業担当の男性(44)。
禁煙化の目的として、東京乗用旅客自動車協会(東旅協)は「喫煙にかかわる健康被害を防ぎ、快適性の一層の向上を図る」とする。
東京・北千住駅前で客待ちをしていた中央無線グループの男性運転手(69)は「たばこ歴半世紀近く」で、両切りピースが手放せない。しかし、1月の全面禁煙に備え、会社が運転席の灰皿を10月に撤去した。
「ストレスたまるよ。吸っておいしいと感じれば健康な証拠なのに。喫煙できなくするより、むやみに税金を上げるなと言いたい」
≪喫煙OKで差別化≫
全国乗用自動車連合会によると、首都圏で全面禁煙化を実施したのは、神奈川、静岡、千葉の3県。7月に先陣を切った神奈川県だが、県タクシー協会(加盟192社)の一員ではない横浜中央交通は、喫煙できることで差別化を図る。
「関内など駅前からワンメーターの範囲で一服したがる女性が目立つ。歩きたばこもできずつらい気持ちはよくわかるので、喫煙者の気持ちを尊重した。あんどん(屋根の会社マーク)を見てわざわざ選んでくれる客も出てきた」と同社。
東京では、法人タクシー約3万4000台を抱える東旅協に同調する形で、都個人タクシー協会も11月に禁煙化を決定した。同協会の前田昭吉専務理事は「首都圏で禁煙包囲網ができてしまった」という。時勢に逆らえない状況だが、乗務員の心境は複雑だ。
個人タクシーの男性運転手(64)は30歳でたばこをやめており、禁煙を歓迎するが、「個タク仲間の1割は『吸いたい客には吸わせる』と言っている」と明かす。
≪「空間探し」は切実≫
たばこを吸える「空間探し」は切実だ。東京都千代田区の小さな公園の一角に、灰皿スタンドが5つ。平日の昼下がり、10人近い男女がたばこをくゆらせていた。JTと区が共同で設置した屋外分煙スペースだ。
「外で吸える場所がなかなかなくて。もっと確保してほしい」と漏らすワイシャツ姿の男性会社員(47)は、製造業の会社から近いため、1日に4、5回は来るという。
千代田区は屋外全域で歩きたばこが禁止され、6割が路上禁煙区域で携帯灰皿を持っていても吸えない。違反すると2000円の徴収。全国で初めて過料を規定した区生活環境条例が14年に施行されて以来、徴収は約3万8000件に上る。
◇
■喫煙人口は2700万人
禁煙補助剤「ニコレット」の製造販売元のジョンソン・エンド・ジョンソンは、禁煙化の流れを歓迎する。マーケティング担当の坂本尚也さんは「昨年7月のたばこ税増税に比べてタクシー禁煙化の影響は小さいが、神奈川で実施された今年7月、関東は前年同月比の5%増と売り上げを伸ばした」と説明する。
東京都渋谷区の「たばこと塩の博物館」では“古き良きころ”を味わえる。耳にたばこをはさんだ鉢巻きおじさんの写真とキャッチコピー「今日も元気だ たばこがうまい!」。JTの前身、日本専売公社が昭和32年に作った「いこい」のポスターだ。喫煙率は年々下がっているとはいえ、昨年の喫煙人口は、推計約2700万人(JT調べ)。
◇社員が賞与から募金
チョコレート製造メーカー「メリーチョコレート」(大田区大森西7)の社員が、「カカオの原産国ガーナに恩返しを」と募金を集め、農村の小学校に図書館をプレゼントした。深刻な教科書不足に悩む地域に住む子供たちに希望を与えた。3年前に起きた新潟県中越地震では、保存食チョコレートを被災者に配った。多様で個性ある社会貢献が会社のカラーになっている。【杉本修作】
社員は、年末の賞与から募金し、これまでも工場のある自治体などに寄付している。募金の新たな使途を検討していたところ、一昨年末、発展途上国の支援を進める国際NGO「プラン・ジャパン」から図書館建設を提案された。
メリーチョコレートが使用するカカオの約3割がガーナ産。同国に恩返しをしたいと、南部にあるアコチ小学校に図書館を作ることになった。南部の農村では3人に1冊の教科書しかなく、子供たちは授業以外で勉強することも家で復習することもできないという。
「もっと勉強のチャンスを与えたい」と昨年7月から建設を始め、建設費と図書購入費計148万円余りはすべて社員の募金で賄われた。
昨年12月に完成した図書館は子供たちに大人気。電灯も設置され、暗くなっても夢中で読書をする子供もいるという。
被災者のための保存食チョコレートの製造も同社の社会貢献の柱だ。95年1月の阪神大震災の際「バレンタインデーのために買っておいたチョコレートが非常食になりました」という被災者からの投書をきっかけに製造を始めた。
新潟県中越地震(04年10月)では被災者にチョコを配り、歓迎された。同社広報部は「人が困っているときに手を差し伸べるのは当たり前のこと。これからも地道に活動を続けていくことが大切だと思います」と話している。
茨城県ひたちなか市の干しイモ加工会社「マルヒ」(黒沢正機社長)が、出荷先から返品された干しイモを2~3年前から賞味期限を書き換えて包装し直し、再出荷していたことが分かった。同社は「長年の経験で品質に問題がないと判断したが、科学的根拠はなく認識不足だった」と事実を認めて陳謝している。
同社によると、返品された商品パックを開封して味やにおいを基にして選別。問題がないと判断したものをパックし直し、賞味期限を付け直して再出荷していた。商品は全国のスーパーなどで販売している。
県に告発があり発覚。県と保健所は20日、食品衛生法と日本農林規格(JAS)法違反などの疑いがあるとみて立ち入り調査した。同社幹部は「書き換えは全体の出荷量のごく一部だったが、申し訳ない」と話している。
茨城県は干しイモ生産が全国の9割以上を占めている
ニンテンドーDS/DS Lite用のワンセグチューナ「DSテレビ(NTR-016)」が20日より発売された。同社直販サイトのみでの販売となっているが、11月8日の予約開始時には、予約が殺到し、注文サーバーにアクセスできなくなるほどの人気を集めた。
10月25日の任天堂決算発表資料によれば、DS/DS Liteをあわせた全世界での累計販売台数は5,364万台、日本国内だけでも1,971万台。携帯電話以外では、もっとも普及しているモバイル端末といえるDSで、ゲームだけでなくワンセグ受信までしてしまおうというのが、今回発売された「DSテレビ」だ。
折しも競合プラットフォームの「PSP(プレイステーション・ポータブル)」が、9月に発売した新型「PSP-2000」で、ワンセグチューナに対応。PSP用ワンセグチューナの価格も6,980円とDSテレビとほぼ同じだ。PSPが、テレビCMで積極的に「大画面ワンセグ」をPRしていただけに、「ゲーム機でワンセグ」の土壌も整いつつある。DSテレビの実力を試してみよう。
■ 少々大きめのDSテレビ本体
パッケージには、ワンセグテレビ本体のほか、専用のカバーのほか、外部アンテナが同梱されている。
DSテレビの外形寸法は、45.3×16.5×110.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は40g。本体部は中央から折り畳み可能となっており、上部には伸縮式の2本のロッドアンテナを収納、下部はDS/DS LiteのDS用カードスロット用の接続部となっている。ニンテンドーDS Liteと組み合わせて利用した場合の重量は258g。
DSのカードスロットに差し込むだけで装着完了。取り外す際は、右脇のロック解除ボタンを押しながら引っ張るだけというシンプルなもの。このボタンの傍らに、外部アンテナ用の接続端子を備えている。
アンテナ部は、DS本体に対して垂直位置に設置できるほか、DSの背面にぴったり合わせるなど、最大270度の可動域を有している。また、ロッドアンテナは、2段階に収縮可能で、左右に最大90度ずつ倒すことができる。これを各45度開いた形となる「縦V字ポジション」が任天堂の推奨利用環境となる。
■ 2画面を生かした操作体系
DS Liteに接続して電源を入れると、接続確認画面が出た後に、DS Liteの下の画面にチャンネル設定画面が現れる。DSテレビの各種設定、操作については、この下のタッチパネル液晶を用いるようになっている。チャンネル設定は、エリア選択方式のほか、全局スキャン(オールサーチ)の2方式が用意されている。
チャンネル設定が終わると、下の液晶に登録されたチャンネルが表示される。各チャンネルボタンを押すと、チャンネルが切り替わる。切り替え時間は4~6秒。決して速くないが、切換え中にアニメーションを表示するなどの工夫を行なっており、体感的にはさほど待たされる印象はない。
また、チャンネル設定の[オリジナルセット]に6つまでのチャンネル情報を登録可能となっている。旅行/出張先などのセットをあらかじめ作っておけば、ここで切り替えるだけで、その地域でワンセグ放送を視聴可能となる。
チャンネル表示の右脇に、字幕のON/OFF切換えと、番組情報表示、電波計(チューナ感度確認)、各種設定呼び出しなどのボタンを用意している。
表示画面は横位置だけでなく、縦位置表示も選択できる。表示向きの切り替えは、DSのSELECTボタンを利用する。また、アスペクトモードはSTARTボタンを利用し、16:9、4:3の切り替えが可能となっている。
番組表(EPG)機能は備えていないが、チャンネル表示脇の[i]のボタンで視聴中のチャンネルの番組情報を確認できる。同画面で、次に放送予定の番組も表示される。また、電波計では、受信状態をアナログメーター風の画面で確認できる。
チャンネルリスト右脇の各種設定ボタンを押すと、チャンネル、映像、音質、デザインの各設定画面へのショートカットが表示される。映像設定では表示枠や表示の拡大/標準切換え、画面輝度設定が選択できる。字幕表示はできるが、データ放送や番組表表示には対応しない。また、録画機能も備えていない。
画質は、[標準]でも、色ノリが強く、コントラストをかなり強調した絵作りになっている。[あざやか]、[おだやか]の各画質モードも用意されているが、特にあざやかだと、青空のグラデーションなどで際に等高線上の階調の乱れが出やすくなる。
一番バランスがいいのは、[標準]だが、ちょっと色が強すぎると感じたら[おだやか]に変更するといいだろう。また、輝度は十分に高いので、電車内などでも問題なく番組視聴が可能だった。
■ 受信感度は十分だが、モバイル利用に課題も
感度はまずまず。東京千代田区のビル内の編集部では、ほとんどのチャンネルが映ったが、電波の弱い東京MXテレビは、外部アンテナを利用してもほとんど受信できなかった。調布市の自宅でも、主要チャンネルはほぼすべて受信でき、固定テレビとして使う分にはほとんど問題がなかった。外部アンテナを利用して利用すれば、時折生じていた画像の乱れも無くなり、セカンドテレビ的に利用できる。
調布市の自宅から京王線に乗り、笹塚まで移動してみたが、ロッドアンテナをきちんと伸ばさないと受信が安定しない。アンテナを伸ばすと、ほぼすべてのチャンネルが受信可能となったが、時折音声や映像が途切れることがある。特に、対向車両通過時や、駅停車時に途切れがちだ。
主に、推奨環境の横位置/V字型でテストしたが、着席時、立っている時、など、利用状況によってかなり受信状況が変化する。アンテナを調節すると、途切れていた映像が見られるようなこともあるが、やはり数分に1回は途切れてしまう。番組の内容を理解するにはほとんど問題ないのだが、それでも、もう一歩受信性能を強化してほしいと感じた。
ただし、電車利用時に最も気になったのは感度ではない。DSテレビ自体が大きく、特に背面や側面から見るとかなり奇抜なデザインなので、目立ちやすい。電車内でDSをプレイする人は珍しくないとはいえ、飛び出したアンテナ部は気になるようで、「あの人のDSなんか……」的な視線が気になる。また、アンテナがかなり伸びるため、特に立って利用する場合は、隣の人の邪魔にならないようにしたい。立って利用する場合は、縦位置で利用するのも有効だ。
さらに、かなりDSから出っ張ってしまうので、利用しない時は、DS本体から外して、DSテレビ専用カバーを取り付けて収納するのが最適だ。「少々大きめのDSテレビをどうモバイル環境で扱うか」と考えると、うまくチューナを本体をデザインマッチさせているPSPや、そもそもチューナを内蔵している携帯電話と比べると、見劣りしている。主要な用途が、通勤用テレビの場合は、他の選択肢も考慮しておきたい。
なお、テレビ視聴中にDS本体のふたを閉じると、「聞くテレビモード」に切り替わり、映像出力を切り、音声だけを聞くことができる。ラジオ替わりに利用でき、バッテリ駆動時間も向上するので、ニュースなどを流し聞きする時には重宝しそうだ。
バッテリ駆動時間は、ニンテンドーDS Lite利用時で、約5時間(最低輝度)/4時間30分(低輝度)/4時間(高輝度)/3時間30分(最高輝度)。実際にDS Lite/標準モードで、明るさ[中]で視聴したところ、約5時間弱で視聴停止した。
■ DSらしい、ユニークな付加機能
DSテレビの特徴的な機能としては、タッチスクリーンを使ったインターフェイスだけでなく、「enjoyツール集」という名称の各種ツールがあげられる。[読むTV]、[メモ]、[TVの旅]、[ツボTV]、[TVやん]、[G&W]の各機能が用意されている。
読むTVは、テレビの字幕部を一時記憶しておき、それを後で確認できるという機能だ。たとえば、相撲中継やNHKの連続ドラマなどでは、ほとんど字幕が入っているので、あとから見ても内容を確認できるし、ニュースも字幕だけで内容を知ることができる。数分に1回は番組の1画面のサムネイルが保存されるため、番組の雰囲気も感じられる。なかなかユニークな機能だ。
保存可能な字幕情報は約30分。ただし、DSの電源をOFFにすると字幕情報も消去されてしまう。
メモは、その名のとおりタッチスクリーンを使って書いた手書きメモを保存する機能。上部のボタンで表示中のワンセグ画面を静止できるため、止めた画面の電話番号などをメモするなどの活用も可能だ。
TVの旅は、チャンネル設定した地域の情報をDSテレビに格納しておき、旅の履歴として確認できるというものだ。DSを常に持ち歩く、という人にとっては自分の行動範囲の備忘録としても使えるわけで、なかなか面白い提案だ。[G&W]は、ゲームウオッチのゲームをプレイできるというもので、[Fire]というゲームがプリインストールされている。
ツボTVは、疲れ目や、眠気などの症状に合わせて、効くツボを表示してくれる。効果のほどは、ひとそれぞれだろうが、話のタネにはちょうどいい。TVやんは、「テレビを仲間と一緒に見る」という機能。DSの無線機能を使って皆で会話するという意味かと思ったら、白黒のキャラクターが、[このテレビ見たかった」とか、「おはよう」とか、下の画面で言葉を交わすだけ。正直あまり使い道は感じなかった。
■ DSならではのワンセグの楽しさ
録画や番組表などは備えていないが、“テレビをライブ視聴する”というシンプルな機能を、DSらしい楽しい操作方法で実現している。これがDSテレビの最大の魅力と言える。価格も6,800円とリーズナブルだ。
ただし、本体がやや大きいため、毎日通勤/通学電車で楽しむ、という使い方であれば、携帯電話やPSPのほうが手軽。モバイル利用時の、取り回しや収納方法などは工夫が必要だ。もっとも、全ての機能をDSにまとめたいという人にとっては、魅力的な製品となるだろう。
利用シーンとしては、たとえば、リビングのテレビは家族が見るので、セカンドテレビとしてDSを活用する。あるいは、ライブで見たいスポーツを外出先で楽しみたい、といったニーズには、きっちりと答えてくれる。特に外部アンテナを利用することで、受信感度は大幅に向上するので、「卓上テレビ」的に自宅や外出先などに設置するなど、さまざまな応用が想定される。
据え置きにするのであれば、録画機能も欲しいところだが、いろいろ要求していくと、他のワンセグ端末とさほど変わらなくなってしまう。あくまで、DSというプラットフォームがあり、その上でリーズナブルに、如何にしてDSならではのワンセグ体験を実現できるのか、ということを考えた製品といえるだろう。
無理な小型化を目指すのではなく、パソコンや携帯電話とは一風異なる新しいワンセグ環境を実現したという点で、DSテレビはユニークな製品に仕上がっている。
公正取引委員会は11月16日、NTTドコモの「ファミ割MAX50」「ひとりでも割50」の告知チラシと、KDDIの「誰でも割」の一部告知チラシについて、景品表示法第4条第1項第2号(有利誤認)の規定に違反するおそれがあると警告した。ドコモは、ファミ割MAX50とひとりでも割50を告知するチラシで、「訴求するサービス内容に比べて契約期間、解約金などの制約条件の文字が小さい」「契約が自動更新となるという条件が裏面に記載され、同一紙面に記載されていなかった」という2点を公正取引委員会に指摘された。
実際には、当該サービスが適用されるためには2年契約が必要で、当該契約期間中に契約を解除した場合などには9975円の解約金が必要になるが、その記載が「基本使用料半額に!」といった表記より極端に小さかったこと、自動更新についての説明が一切記載されていなかったことなどが問題視された。
KDDIは、誰でも割の告知のため配布していた一部のチラシで、「契約解除料(9975円)についての明瞭な表示がない」「2年間の契約が満了した後も、契約が自動更新されることについて記載がない」点の指摘を受けた。なお警告されたチラシは、「10月中に配布していたもので、すでに配布が終了したため残っていたものは破棄しており、現在配布しているチラシには問題はない」(広報部)としている。
携帯電話事業者の広告表示には、ソフトバンクモバイルの「0円」騒動に限らず、これまで提供条件の説明が明瞭でなく、サービス内容が利用者に十分理解されないおそれがあるものが多々あり、2006年12月に事業者に対する警告と指導が行われた。その結果、業界の自主ルールである「電気通信サービスの広告表示に関する自主基準及びガイドライン」の見直しが2007年6月に行われたが、その後も上記のような広告が行われていたことか今回判明した。
そのため総務省では、ドコモとKDDIに対し、利用者が誤認するおそれのない分かりやすい情報の提供と適正な表示を行うことに関し、一層の留意を図るよう要請。また、電気通信事業者協会(TCA)に対し、同様の趣旨を会員事業者に周知するよう要請した。
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コンピュータ(computer)は、広義には計算機、狭義には計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する計算機。純理論的には、チューリングマシンと等価なものを指す。日常的にはパーソナルコンピュータ(パソコン)を指して「コンピュータ」と呼ぶことも多い。
なお、日本の法律上での呼称は「電子計算機」(でんしけいさんき、略称:電算機)とされている。「電子頭脳」(でんしずのう、略称:電脳)という通称でも呼ばれる(人間の頭脳のアナロジーとして、またロボットの頭脳として捉えられる事による)。
ハードウェアの構造からデジタルコンピュータとアナログコンピュータに大別されるが、現在使われているほとんどのコンピュータはデジタルコンピュータであり、単にコンピュータという場合はこちらを指すことが多い。
デジタルコンピュータは、おもに半導体素子を用いて作られた論理回路の組み合わせによって構成される。演算の対象は通常2進数によって表され、桁数を増やしていけば原理的にいくらでも計算精度を上げられるが、ほとんどの演算では、桁数が多くなれば必要な計算が増えて遅くなる。
対してアナログコンピュータは、加減算や微積分などを行うアナログ電子回路を演算増幅器によって構成し、それらを組み合わせて所望の演算を行う。演算の対象は電圧によって表され、演算結果はオシロスコープやペンレコーダなどに出力される。入力の変化に対してほぼリアルタイムで出力が得られる特徴があり、各種シミュレーションなどに利用されたが、演算内容を変更するためには回路を変更する必要があり、得られる精度にも限界があるので、デジタルコンピュータの高速化に伴ってその役割を終えた。
古くはチャールズ・バベッジによって開発された階差機関などがデジタルコンピュータの元祖であった。現在のデジタルコンピュータは、ストアードプログラム方式で逐次処理をして駆動するノイマン型コンピュータがほとんどであるが、量子コンピュータやDNAコンピュータなどのノイマン型でないコンピュータも研究され、1990年代後半から画像解析分野などで実用化されている。例を挙げるならば、地球観測プラットフォーム技術衛星の映像解析など地球自然環境調査などの分野で利用されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トルコ共和国(トルコきょうわこく)、通称トルコ(土耳古)は西アジアのアナトリア半島(小アジア)と東ヨーロッパのバルカン半島東端の東トラキア地方を領有する、アジアとヨーロッパの2つの州にまたがる共和国。首都はアナトリア中央部のアンカラ。
北は黒海、南は地中海に面し、西でブルガリア、ギリシアと、東でグルジア、アルメニア、イラン、イラク、シリアと接する。
国土の大半の部分はアナトリア半島にあたり、国民の99%がスンナ派イスラム教を信仰するため、日本の地域区分では地理的な位置関係と、欧州即ちキリスト教というステレオタイプから中東、西アジアに含めることがほとんどであるが、サッカー協会やオリンピック委員会などではヨーロッパの統一団体に属す。経済的、政治的にもヨーロッパの一員として扱われることがあり、現在欧州連合(EU)へ加盟申請中である。現在欧州でイスラム教が人口の過半数を占めている国家はトルコとアルバニア、及びボスニア・ヘルツェゴビナのみである。
トルコ語による正式国名は、Türkiye Cumhuriyeti(テュルキエ・ジュムフリイェティ)、通称Türkiye(テュルキエ)。
公式の英語表記は、Republic of Turkey。通称Turkey。
英語など諸外国語では、トルコ共和国の前身であるオスマン帝国の時代から、この国家をTurkey, Turquieなど、「トルコ人(Turk, Turc)の国」を意味する名で呼んできたが、トルコ共和国の前身で、元来多民族国家であったオスマン帝国の側では「オスマン国家」、「オスマン家の王朝」などの名称が国名として用いられており、自己をトルコ人の国家と認識することはなかった。トルコ語で「トルコ人」を意味するTürkにアラビア語起源の抽象名詞化語尾-iyeを付したTürkiyeは近代になってヨーロッパから「トルコ人の国」概念を逆輸入して考案された名詞である。
第一次世界大戦後、国土が列強に分割されほぼアナトリア半島のみに縮小したオスマン帝国に代わって新しい政権を打ち立てた人々は、初めてTürkiyeを国名とし、かつてのオスマン国家は、他称においても自称においても「トルコ人の国」であるトルコ共和国となる。
なお、Türk(テュルク)は、アナトリアへの移住以前、中央アジアで暮らしていたトルコ人が、モンゴル高原を中心とする遊牧帝国、突厥を築いた6世紀ころにはすでに使われていた民族名だが、語源は明らかではない。
日本語名のトルコは、西欧の諸言語でトルコ人を意味するトゥルク(Turk, Turc)の変形である。漢字土耳古は、この音を中国語で音訳した「Tŭ'ĕrgŭ」に由来する。
トルコの国土の大半を占めるアジア側のアナトリア半島(小アジア)とトルコ最大の都市であるヨーロッパ側のイスタンブルは、古代からヒッタイト・フリュギア・リディア・ビザンツ帝国などさまざまな民族・文明が栄えた地である。
11世紀に、トルコ系のイスラム王朝、セルジューク朝の一派がアナトリアに立てたルーム・セルジューク朝の支配下で、ムスリム(イスラム教徒)のトルコ人が流入するようになり、土着の諸民族とが対立・混交しつつ次第に定着していった。彼らが打ち立てた群小トルコ系君侯国のひとつから発展したオスマン朝は、15世紀にビザンツ帝国を滅ぼしてイスタンブルを都とし、東はアゼルバイジャンから西はモロッコまで、北はウクライナから南はイエメンまで支配する大帝国を打ち立てる。
19世紀になると、衰退を示し始めたオスマン帝国の各地では、ナショナリズムが勃興して諸民族が次々と独立してゆき、帝国は第一次世界大戦の敗北により完全に解体された。しかしこのとき、戦勝国の占領を嫌ったトルコ人たちはアンカラに抵抗政権を樹立したムスタファ・ケマル(アタテュルク)のもとに結集して戦い、現在のトルコ共和国の領土を勝ち取った。
1923年、アンカラ政権は共和制を宣言。翌1924年にオスマン王家のカリフをイスタンブルから追放して、西洋化による近代化を目指すイスラム世界初の世俗主義国家トルコ共和国を建国した。第二次世界大戦後、ソ連に南接するトルコは、反共の防波堤として西側世界に迎えられ、NATO、OECDに加盟する。国父アタテュルク以来、トルコはイスラムの復活を望む人々などの国内の反体制的な勢力を強権的に政治から排除しつつ、西洋化を邁進してきたが、その目標であるEUへの加盟にはクルド問題やキプロス問題、アルメニア人虐殺問題が大きな障害となっている。